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法律問題の解説

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法律問題の解説

欠陥住宅問題 解決のための基礎知識

問題解決のための法的構成としては、瑕疵担保責任が真っ先に思い浮かびますが、一番大事なのは不法行為構成です。実際の欠陥住宅の事例というのは、まさに「手抜き」、それも故意・過失によるものです。したがって、欠陥住宅問題の場合には、不法行為構成を必ず一本立てる、というのが、最近の手法です。

契約責任の問題なのに不法行為構成を立てることについては違和感もありましたが、被害者の保護に合致したメリットがありますし、最近の最高裁判例でも是認されているところです。もちろん、各法的請求により、相手方や時効・除斥期間、損害の範囲等が異なります。

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