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法律問題の解説

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法律問題の解説

共同不法行為と求償

共同不法行為のうちの1人が全額を賠償した場合、その人は、自己の寄与度を越える額について他の共同行為者に求償することができます。

これは、交通事故の場合によく問題になります。

A車とB車の交通事故で、路外の店舗を損傷させてしまった(損害額100万)という事例で、A車とB車は共同不法行為により連帯して賠償責任を負います。そして、Aが当該店舗に100万円全額を支払った場合に、AとBの過失割合が7:であるとすると、Aは30万円についてBに対する求償することとなります。

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